フリーランスになる前、私はネットの情報を読み漁り、こんな不安を抱えていました。 「エージェントを通すと、せっかく稼いだ報酬から高いマージン(手数料)を中抜きされて、損をするんじゃないか?」
「マージン=悪」「エージェント=搾取」というイメージを持っている方は非常に多いと思います。 しかし、実際にフリーランスとして現場に出てみると、その認識は半分当たっていて、半分は大きな勘違いでした。
今回は、私がレバテックの担当者に「マージン引かれるの?」と直球で聞いたときの実話と、客先から「エージェントを抜いて直接契約しない?」と誘惑された際のリアルな裏側を忖度なしで公開します。
第1章:レバテックに「マージン引かれるの?」と直接聞いてみた
フリーランス1年目、私は最大手である[レバテックフリーランス]を利用して初めての案件に参画しました。その際、どうしても気になっていたことを担当者に直接ぶつけてみました。
私: 「提示された月単価(例:70万円)から、マージンとしてさらに〇〇%引かれて振り込まれるんですか?」
担当者: 「いえ、提示している単価がそのまま〇〇様の手取り(税込等)になります。そこから引かれることはありませんよ」
拍子抜けしました。 エージェント側が企業からいくらもらっていて、そこから何%抜いているのか(マージン率)は非公開なので分かりません。しかし、重要なのは「自分が納得できる手取り額(提示単価)がもらえるなら、裏のマージン率なんて知らなくても全く問題ない」という事実です。
「中抜きされる」とビビるのではなく、「提示された金額に自分が納得できるか」だけをドライに判断すればいいのです。
第2章:客先からの「直接契約しませんか?」という悪魔の囁き
案件に参画してしばらく経ち、現場での信頼関係が構築されてくると、ある「悪魔の囁き」をされることがあります。
客先の担当者: 「〇〇さん、エージェント通すとマージン取られてもったいないから、直接契約で入り直さない?」
直接契約になれば、エージェントに払っていたマージン分を自分の単価に上乗せできる可能性があります。一見、めちゃくちゃオイシイ話ですよね。 しかし、私はこの誘いを「エージェントの契約(約款)上、厳しいみたいです〜」とやんわりとお断りしました。
なぜなら、これに乗るのは「引き抜き禁止の規約違反」になる特大のリスクがあるからです。 目先の数万円の単価アップのために、エージェントとの契約に違反して出禁になったり、最悪の場合は違約金などのトラブルに発展したりする危険を背負うのは、フリーランスとしてあまりにも悪手です。
「契約上厳しい」という魔法の言葉を使えば、現場の担当者との角を立てずに、安全に断ることができます。
第3章:マージンは「最強の盾」への必要経費である
では、なぜ規約違反のリスクを冒してまで直接契約にこだわらず、おとなしくエージェントにマージンを払うべきなのでしょうか? それは、エージェントが単なる案件紹介所ではなく、フリーランスを守る「最強の盾」だからです。
エージェントを通すことで、以下の絶大なメリットを得られます。
- 営業・単価交渉の完全代行: 面倒な案件探しや、自分では言いにくい単価アップの交渉をすべてやってくれます。
- 契約・事務手続きの手間ゼロ: 契約書のリーガルチェックや面倒な事務作業を丸投げできます。
- 未払いリスクのゼロ化(入金保証): 万が一客先の業績が悪化しても、エージェントが間に入っているため、自分への報酬は確実に入金されます。
もし直接契約でトラブルが起きたら、これらをすべて自力で、かつ自腹で弁護士などを立てて解決しなければなりません。マージンは、この「安心感と自分の時間を買うための必要経費」なのです。
まとめ:優良エージェントを使い倒すのが最強の生存戦略
マージンを極端に嫌がって怪しい直案件に手を出し、未払いやトラブルで消耗しては本末転倒です。
フリーランスとして長く手堅く生き残るためには、マージンという「必要経費」を割り切って払い、サポート体制や案件の質が担保された優良エージェントを使い倒すことが最強の生存戦略になります。
「マージン=悪」という思い込みを捨てて、まずは信頼できる大手エージェントで自分の適正単価をチェックし、安全な案件を確保しましょう!



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